フィールドの大きさ フィールドの各部の名称 ゴールエリア ペナルティーエリア
ペナルティーマーク/ペナルティーアーク コーナーフラッグポスト/コーナーアーク ゴール
少年サッカーの場合
1.サッカー場(フィールド)の大きさ
フィールドの大きさは長方形で、タッチラインはゴールラインよりも長くなければなりません。タッチラインは90~120m、ゴールラインは45-90mのと決められています。
国際試合の場合は、タッチラインが100~110m、ゴールラインが64~75mと決められています。
ワールド・カップ、オリンピック、日本国内での国際試合、国民体育大会などの全国規模の大会ではが105m、が68mのフィールドを使用します。
また、16歳未満、女子及び年長者(35歳以上)、障害のあるプレイヤーの試合では、フィールドの大きさの変更が出来る。
2.フィールドのマークと名称
- フィールドはラインでマークする
- エリアの境界線を示すラインは、そのエリアの一部である。
- ラインの幅は12cm以下で無ければならない。
- フィールドの長い方の2本の境界線をタッチライン、短い方の2本の境界線をゴールラインという
- フィールドを2等分する中央のラインをハーフウェーラインという。
- ハーフウェーラインの中央がセンターマークで、センターマークを中心に半径9.15mに描いた円をセンターサークルという。
キックオフの時ボールを蹴らない側のチームはセンターサークルの外に出ていなければならない。
3. ゴールエリア
両ゴールポストの内側から5.5mのところに、ゴールラインと直角に長さ5.5mのラインを引き、その先端をゴールラインと平行なラインで結びます。これらのラインとゴールラインでかこまれたエリアをゴールエリアといいます。
ゴールキックはこの中から蹴る。
4.ペナルティエリア
両ゴールポストの内側から16.5mのところに、ゴールラインと直角に長さ16.5mのラインを引き、その先端をゴールラインと平なラインで結びます。
これらのラインとゴールラインで囲まれたエリアをペナルティエリアといいます。
この中だけゴールキーパーは手でボールを触れる。
5.ペナルティマークとペナルティアーク
両ゴールポストの中央から11mの地点で、両ゴールポストから同じ距離のところにある印が、ペナルティーマークです。これはペナルティーキックを行うときに、ボールを置く位置を示したものです。
ペナルティーマークを中心とした半径9.15mの円弧が、ペナルティーエリアの外に描かれており、これをペナルティーアークと呼びます。ペナルティーキックが行われるとき、キックする人以外はのプレイヤーは最低離れなければならない距離(9.15m)を示しています
ペナルティエリア内で守備側の反則で直接フリーキックとなった時はこのペネルティーマークから蹴る。
6.コーナーフラッグポストとコーナーアーク
フィールドの各コーナーに、旗をつけた先端のとがっていない、高さ1.5m以上の旗の付いた棒がたっています、この棒をコーナーフラッグポストといいます。
それぞれのコーナーフラッグポストから、半径1mの円弧をフィールド内に描かれていて、これはコーナーキックを行うときにボールを置く位置になります。この円弧のことをコーナーアークと呼びます。
公式試合では、必ずコーナーフラッグポストを立てます。コーナーキックを行うときは、いかなる理由があっても、コーナーフラッグポストを抜いたり、傾けたり、移動してはいけません。
コーナーフラッグポストはコーナーの位置を正しく示し、ボールがゴールラインラインを出たのかタッチラインを出たのかを判りやすくするためにあります。
7.ゴールとゴールネット
- ゴールは、それぞれのゴールラインの中央に置かれる。
- ゴールはコーナーフラッグポストから同じ距離に垂直に立てられた2本のゴールポストと、その頂点を結ぶ水平なクロスバーからなる(ゴールネットはあっても無くてもよい)
- ゴールポストの間隔(ポスト間の内側の間隔)は7.32m、クロスバーの下端からグランドまでの間隔は2.44m以内である。
- ゴールポストとクロスバーの幅と厚さは同じで、12cm以内である。
(日本サッカー協会では、ともに12cmのものを最適としている)
- ゴールラインの幅はゴールポストおよびクロスバーの幅と同じである。
- ゴールポストとクロスバーは白色で、木材、金属、そのた国際評議会が認める素材で作らなければならない。形は正方形、長方形、円形、楕円形のいずれかで、プレイヤーに危険なものであってはならない。
- ゴールとその後ろのグランドにネットを取り付けてもよい。ただしゴールキーパーの邪魔になってはいけない。
- ゴールはグランドに確実に固定しなければならない。
移動式ゴールはこの用件を満たしていれば使用できる。
16歳未満、女子及び年長者(35歳以上)、障害のあるプレイヤーの試合では、ゴールの大きさを変更が出来る。
クロスバーが移動したり、破損した場合には、修復されるまで試合は停止される。修復が出来ない場合にはその試合は放棄される。このときの試合の再開はドロップボールで行う。
「全日本少年サッカー大会」においては以下のようなフィールドの大きさを使用しています。
項 目 |
少年サッカー |
タッチラインの長さ |
66m~78m |
ゴールラインの長さ |
48m~54m |
ペナルティエリア |
12m×29m |
ゴールエリア |
4m×13m |
センターサークルの半径 |
7m |
ペナルティアークの半径 |
7m |
ペナルティマークから
ゴールラインまでの長さ |
8m |
ゴールの長さ |
5m |
ゴールの高さ |
2m |
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